ボヘミアン・ラプソディ


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ー事後ー

 

響「俺としてどう思った?」

 

ギャル「うーん、○#▽@」

 

 

 

 

なるほど、そういうことか。

俺がそれまで抱えていた心のわだかまりが解けた気がした。

ーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー某日ー

 

突然の合流申請。f:id:Phazon313:20190106021703j:image

 

合流は久々だったが二つ返事で承諾。

 

札幌にもっと活動的なナンパ師がいるのにも関わらずなぜ俺だったのか。

その理由は後で知ることになる。

 

アカウントの雰囲気から大人しめのサラリーマンを想像していたが、その予想は見事に外れた。

 

合流場所であるポー〇タウンのど真ん中に立っていたのはガチムチのゲイもといスカウトマンにしか見えないイケイケのお兄さんだった。

 

彼の名前はサファリさん。

 

このくそ寒い時期にソロで北海道に遠征して来たガチムチの勇者である。

 

 

 

 

 

 

ーサファリ視点ー

 

 

サファリ「北海道ソロ遠征ほんまに緊張するなあ。今回合流するやつ骨ありそうやし、楽しみやわ。」

 

サファリ「ギャル好き言うくらいやからどんなオラオラが来るんやろか。わんちゃん俺と一発いけるんとちゃうか。」

 

 サファリ「え、こいつ??うせやん、こんな色白なんちゃって韓流のモヤシがギャルなんか即れへんて」

 

響「昔は黒かったんすよ~ニヤニヤ」

 

 

ーーー 

 

 

 

 

 

ほんとにこんな感じだったらしい。

自分とタイプの似ているオラオラなイメージから、俺に興味を持ってくださったのだそう。

さぞかし期待はずれだっただろう。

 

まあまたすぐオラオラ系に戻すつもりだ。

今は試しに構築した見た目なだけである。

 

そのままポー〇タウンを行き交う人々のど真ん中で地蔵トークを繰り広げる。

 

腹が減ったのでサファリさんの要望でスープカレーを食べる。

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その後スト。

メロ君も合流。

 

 

サファリさんのナンパはめちゃめちゃ威圧があり、ちびりそうになった。

絶対ギャルにぶっ刺さるべな。真似しなくては。

  

 

ぼちぼちやっているとサファリさんが連れ出したらしく、メロ君とスト。

 

メロ君は札幌で今一番の勢いで活動しているナンパ野郎だ。

 

彼の前向きかつストイックな姿勢は俺がまだナンパを始めたばかりの頃のそれと似ており、やる気を掻き立てさせられる。

 

現段階ですでに上手いが、今後も着々と力を伸ばしていくだろう。

 

しかし、コンビは不慣れだと感じた。

 

ソロスト師あるあるで、主導権を握り、マシンガントークで畳み掛ける力に秀でているのだが、コンビでもそれをやってしまう。

 

俺が思うに、コンビナンパは相方との息が合ってこその成功だろう。

 

コンビ即にのみコミットするなら話は別だが、せっかくならくるくるや乱を狙っていきたい。

 

そうなるとお互い自分の担当、相方の担当にそれぞれ均等に食いつきを上げていく方が繋げやすいだろう。

 

そのためには担当にのみ延々マシンガンするのではなく、全員に対して話を繰り広げ、盛り上げていくことも大切だと思う。

 

そして相方との仲の良さを感じさせることも、より食いつきを上げる要素になる。もちろん内輪ネタはNGだが。

 

俺が俺が、と相方を押しのけてマウンティングしてくる男に魅力を感じるだろうか。俺は感じない。

 

相方が話しているときは遮ったりせず、それに便乗したりつっこんだり、ときには愛のあるいじりをしたりといったトーク展開が望ましいと思う。有名ナンパ師のキャスを聞くと、そのようにしていることが多い。

 

また、あえて脇役になり、場の空気を支配することもある意味"マウンティング"なのかもしれない。

 

一対一のガチ和みは親睦を深めたのちの段階で行うべきだろう。

 

これは、相方との実際の仲の良さも影響するため、即席コンビでは難しい。何より相方のことも頭に入れ、客観的に場の空気を読むことが大切なのではなかろうか。

 

なんて偉そうに語っているが、本当にコンビは面白い。

ソロストとはまた違ったドラマが生まれる。

 

何より、相方とともにゴールを決めた後の酒は格別である。

 

 

 

 

 

 

そんなこんなでストっていると、美脚のギャル見つける。

札幌では珍しいゴリゴリのギャルだ。

 

俺は迷わず声をかけた。

 

響「ちょいお姉さん、めちゃめちゃ美味しそうな脚してますやん」

 

誰かのパクりオープナー。

 

話していると、どうやら映画に行くため連れ出しはNG。

 

響「誰と行くの?坂口健太郎似の彼氏?」

 

ギャル「や、ひとり」

 

響「あ、ひとりなんだ。何の映画?」

 

 

ギャル「ボヘミアン・ラプソディ!」


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え、めっちゃ見たかったやつだ。

 

 

 響「じゃあ俺も行くわ」

 

 

途中なぜかゲーセンや洋服屋を挟み、きゃっきゃうふふと健全デートを満喫した。

最近では、女の子とは居酒屋やホテルで過ごすことが多かったため、どこか懐かしい感じがした。

たまにはこういうのもいいだろう。

 

映画館ではポップコーンを買い、その日初めて出会ったとは思えない距離感で本編が始まるのを待っていた。

 

ストリートナンパはこういう非日常的なドラマ?が生まれるから素晴らしい。

 

ギャル「私ほんとテキトーなんだよね」

 

自分のことをテキトーと言う人はだいたいテキトーではないと思うんだが、こういう明るくてノリの良い子が多いのはギャルの魅力のひとつである。

 

それにこやつ、顔が童顔で良かったが、乳も地味にボリュームがある。

映画中ずっとぼ○きしていた。

 

 

 

 

 

 

 

で、ボヘミアン・ラプソディ

 

Queenは元々知っていたが、この映画でより理解が深まった。

 

バンドの解散の最も多い理由は方向性の衝突とよく聞くが、まさにそういった内情がこの映画ではリアルに描かれている。

 

また、当時はHIVの認知度が低かったこともあり、ゲイであるフレディ・マーキュリーは関係を持った男性からHIVに感染してしまった。

 

どうやら、腸の粘膜は口や膣と違って挿入することを想定したつくりになっていないため、感染の確立が高いのだという。ホモセ〇クスをするときも絶対にゴムはつけた方がいい。

 

悲しい結末だったが、最後の広大なホールでのライブの映像は圧巻だった。まるでそこにいるような臨場感がとても良く伝わってくる。

 

ホモホモしくてまた見たいとは思わないが、良い映画だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映画が終わった後、ギャルにクロージングするが、終電、リーセグダのため健全解散。

 

その後、ソロスト。

 

ボブのニュークラ嬢を発見。

服装をいじったり運命トークをしつつカラ連れ出し。

 

運の悪いことに一階のレジから最も近い部屋。

 

ギラつくにギラつけず、明日早朝仕事グダでタイムリミットは1時間。常時スマホいじりで食いつきも上がらず、バンゲして放流。

 

 

 

後にあけおめザオラルするも、見事に既読無視。

 

 

 

 

 

 

 

また街に戻り、ストっているとLINEが鳴る。

 

 

「街いるー?」

 

 

以前箱でバンゲした大阪出身ギャル。

 

関西人が好きなので、普通に友達になりたくバンゲしたが、この際この子を抱こうと即席でアポる。

スト値はお察し。

 

最初、知らんやつら同士で飲んでるから来いと言われたが、男もいるとのことなので断り、終わった後ひとりで来るように伝える。

 

それにしてもさすがスト低。レスポンスが秒。スタンプもやたら多い。

 

俺も昔はこうだったが、逆の立場になるとわかる。確かに鬱陶しい。

 

LINEメンテはやはりクールに簡潔に結論から話すのが一番良いと思う。

 

ハイテンションで長文で草が生えまくっているとシンプルにうざい。食いつきがなければ発狂ものだ。

 

 

 

 

しばらくして大阪ギャルが来る。

大阪ということで、たこ焼き屋に入った。

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ピアスの話で盛り上がった。ピアスを空けている女の子は多いので、この話ネタは便利である。

 

ただ、この子のピアスの数と場所はまあまあえげつなかった。

 

 

今日抱くから、とクロージングし、ホテルへ。

そしてなぜかすっぴんになりだす。そのままの方が良かった。

 

まあやはりスト低。抱いた後、大切な何かを失ったような虚しい気持ちになる。

 

いくらTwitterで承認欲求が満たされようがもうブスを抱くのはこりごりだ。そもそも勃たない。

 

俺は可愛い子を抱くためにナンパを始めた。

そこは妥協しちゃいけない。

 

 

 

 

 

 

 

しかしこの大阪ギャル、舌にもピアスが空いていたので、フェラ中こりこりと当たり、気持ち良かった。

ーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーギャル狩りの夜がはじまるー

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ブラッドボーン好きすぎて…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして着々とLINEメンテを進めていた、ボヘミアンギャルとのアポ。

 

この夜俺は、自身の啓蒙がさらに高まり、より深い真実に辿り着くことができた。

ブラッドボーンだけに。

 

 

 

 

次回につづく

大阪旅行

皆さんお久しぶりです響です。

 

 

 

オンリーちゃんとのアツアツな関係も幕を閉じ、また響に戻りました。

ややこしくてほんまにすいませんw

 

 

 

そして実は僕、今月の頭に友達と大阪旅行に行ってきました。

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3日間満喫して改めて思いましたけどやっぱ大阪好きですわ。

 

大阪について詳しく教えていただいたもののふさん、金本さん、ありがとうございました。

 

 

大阪に行って思ったこと。

 

●大阪は街がゴチャゴチャしててチャラい

 

●大阪はギャルが多い

 

●大阪は飯が美味い(とくにたこ焼き、お好み焼き、串カツ、フグは別格)

 

●大阪の人は声がでかい(すれ違うだけで何話してるかはっきり聞こえる)

 

●大阪はギャルが多い

 

●大阪の女、子供の関西弁がかわいい(二歳の女の子の「ほんまや!」は萌えた)

 

●大阪のキャッチがめちゃめちゃ上手い(てかしつこい。めちゃめちゃ喋れる)

 

●大阪はギャルが多い

 

●大阪は可愛い子が多い(5分に1回はスト高を見る)

 

●大阪は可愛いギャルが多い

 

 

 

大阪に着いて真っ先に食べたもの。

バーガーキング

空港の店舗クーポン使えんのかいw 

 

 

空き時間にちょいちょいストったけど、まっっっったくオープンしない。

嫌ってほどガンシカ。

 

優しい札幌が容易くオープンするので舐め腐っていました。

 

 

きゃりーさん、ロンブーさんのような凄腕のブログを読んでいて思ったけど、とにかく面白いやつでないとオープンが極めて難しいのだと痛感し、また以前アキトさんが「大阪は日本一ナンパが難しい」と言っていたのにも納得。

 

 

 

 

もののふさんに教えてもらった阪急百貨店前コンコース。

ここは1分に1人スト高が見れます。

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そして延々地蔵…

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 なんかね、大阪の雰囲気に圧倒されてしまうんですよ。

 

一番堪えたのが「標準語きもいねん!」

 

テキトーな関西弁話すとすぐ見抜かれて「けったいな関西弁使うなや」とか言われちゃう。

 

 

 

観光をしつつ、夜は子鹿箱、ア○ルの箱にも行った。

子鹿は札幌で言う今は亡きA○ife、ア○ルはキン○厶ー。

 

箱内の雰囲気は札幌とそんなに変わらなかった。

 

 

 

結論から言うと圧倒的坊主でした。

 ま、まあ今回は遠征じゃなくて観光に来ただけだからね?

 

 

 

でも悔しすぎるのでまた近いうちリベンジに行きます大阪。

 

まじでミナミのギャル即りたいw

 

 

 

 

あと、最近はアディオスさんのブログ読んでます。

 

いやー、やっぱり大阪の人のブログは面白いですね。

 

 

アポで目薬を顔全体にぶっかけたり、上着を脱ぐ勢いで上半身裸になったりバナナ持ってナンパしたりなんでそんなアホなこと次々思いつくのかまじで嫉妬する。

 

先日アポがあったので早速やってみました。

 

 

 

 

上半身裸になろうとする。

→店員来る。

→恥ずかしくなってやめる。

→え、どうしたのみたいな空気になる。

 

 

 

 

目薬したあと顔全体にぶっかける。

→見てない。

 

 

 

 

クロージングでもアディオスさんのセリフをパクり、

「俺不器用で、駆け引きとか苦手だから短刀に言うわ。今日抱かせて」

 →「え、男が好きなのかと思った」

 

 

 

 

散々でしたが、無事ゲットできました。

舌っ足らずだけど可愛くてスタイルのいいギャルで満足です。

すすきので有名な店の子でした。

 

 

僕実はア○ル非処女なんですけど、この話ぶっこむと女の子興味持ちますし、下ネタトークしやすくなるんですよね。

今回はガチホモと勘違いされたけど皆さんもお勧めです。

ぜひ男とフ○ックして話のネタ作ってみてください。

 

  

 

 

そんなこんなで大したオチもなく終わります。

 

 

 

それではまた。

紅色に染まったチーク②

前回までのあらすじ。

たえ子を即った俺はたえ子を部屋に残し、S師さんたちの部屋へ向かった。

 

 

 

ドアを開け、中を覗くと。

 

 

 

おいおい、マジかよおっちゃん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこには右手で手マンをし、左手でナニをしごいている、チングダと戦い続けているS師さんが。

心なしか、いつもより背中が小さく見えた。

 

 

 

切ない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というのは嘘で、そこには服を着たままソファーで抱き合っている二人の姿があった。

 

音楽を流している。

照明も調節してあり、雰囲気づくりが徹底してあった。

 

 

でもなんでインターホンに気づかなかったんだろ。

 

 

ベッドが乱れていない。

まだ即ってなさそうだな。

 

 

 

ドアを閉め、S師さんにLINEしてみる。

 

しばらくしてから返事が来た。

やはりまだ即っていない。

 

どうしよう。

このまま待つ?

 

いや一旦戻るか。

 

 

 

そのときだった。

 

 

 

 

ズン

 

 

ズン

 

 

 

ズン

 

 

 

 

バン!!!

 

 

 

 

 

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「うちのことほったらかして三人で何してんのよ!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たえ子降臨。

 

説明したのに。

 

 

目が点のS師さん。

怯えるよしえ。

 

 

俺「あ、めっちゃ良い雰囲気だ!!」

 

様子見に来ただけ、と苦し紛れに言い訳をかまし、たえ子とともに玄関まで退室。

 

やらかした。S師さん申し訳ない。

 

ご立腹のたえ子。

どうしよう。

 

 

冷静な判断ができぬまま、何を思ったか俺はたえ子とともに暗闇のバスルームへ。

 

俺「戻るのめんどいし、ここで待ってよ。」

 

 

 

 

ガチャ。

 

 

 

 

 

ぱち。

 

 

 

 

 

 

見つかる。

 

 

よしえ「え、ずっとここにいたの.....」

怖がっている。

 

 

最悪だ。

言い逃れしようもない。

 

とりあえず自分の部屋へ戻った。

 

 

 

酔いもあり、焦りを抑えられない俺。

 

 

そのままたえ子と話す。

 

 

 

30分ぐらい経った後。

俺「ちょっと様子見てくるわ」とリトライ。

 

 

 

内側のドアで聞き耳を立てる。

何やら喘ぎ声っぽい。

もう少しか。

 

 

 

そのときだった。

 

 

 

 

ズン

 

 

ズン

 

 

 

ズン

 

 

 

 

バン!!!

 

 

 

 

 

たえ子「ひとりにしないでよ!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただの寂しがり。

 

 

 

入れる一歩手前のS師さんと悲鳴を上げるよしえ。

 

形が良く、綺麗な艶をしたよしえの尻を見た俺は、そこで諦めることができなかった。

 

 

しかしもう無理だろう。

悔しい。

 

 

いや大丈夫、きっとまだいけるはずだ。

さっきキスをしたじゃないか。

 

 

 

またたえ子と部屋に戻る。

 

 

しばらくしてS師さんから即報が来て、再度S師さんたちの部屋へ行き合流。

 

あの状況で即れるとは、さすがS師さん。

 

 

 

その後は4人で飲む流れになっていた。

S師さんもくるくるは諦めよう、と顔で訴えていた。

 

 

でも冷静になれなかった俺は何とか理由づけてセパろうと試みた。

 

 

忘れ物したから取りに行こ、と俺がよしえを誘っても、たえ子も行く、と一点張り。

 

 

デートのペアを変えようみたいなことを言って何とかセパ。

 

 

よしえと部屋へ向かう。

 

 

 

当然の鬼グダ。

部屋の隅に逃げられ、追いかけては逃げられる。

 

よしえがたえ子にLINEをしてしまう。

 

 

 

二秒後。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドンドンドン!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちっ。来ちゃったか。

鍵を開ける。

たえ子。

 

 

 

そしてたえ子が俺の方に来る。

ん?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バチン!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

乾いた音が部屋に響き渡る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一瞬何が起こったかわからなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紅色に染まったチーク。

後から来る、ヒリヒリとした激痛。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一気に酔いが覚めた俺はソファにへたり込む。

ああ、情けない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後はよく覚えていないが、S師さんが二人をなだめてくれたそう。

本当にご迷惑をお掛けしました。

 

 

 

 

 

 

はやる気持ちを抑えて、もっと冷静に行動していればくるくるできたのにな。

もったいねえ。本当にもったいねえ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー

その後ニッカ下。

 

 

 

 

 

 

 俺「それにしてもS師さん、あの状況でよく即りましたね。」

 

S師「ああ。楽しい雰囲気づくりをして、恋人を意識させたんだ。お前が乱入した後、食いつきが2度も0になったんで、また1から和み直したよ。」

 

そして言うが早いかチャリを漕いでいる女の子をクラウチングスタートで追いかけていくS師さん。

S師「シンデレラ見ませんでしたかー?」タタタタタタタタタ

 

 

 

 

次回こそはくるくるしてやる。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

おしまい

紅色に染まったチーク

少し前の話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー

S師さんとコンビスト。

 

な〇ぎたけしオープナー。

 

オープン。

 

 

 

よしえ/細身/小悪魔系/スト値6

 たえ子/中肉中背/口元残念/スト値4

 

よしえタイプ。即りたい。

 

適当に和んで居酒屋。

もともと予約してたらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー

居酒屋。

 

イタリアンでお洒落なところだった。

 

階段を上り、席に着く。

奥にいる先客がバカ騒ぎしてうるさい。

 

よしえはS師さんの隣。

俺はたえ子。

 

…まあ、くるくる狙えばいいか。

 

 

 

再度和む。

 

S師「世の中には二種類の男がいて~。例えば俺みたいな~」

 

ありがたきS師トーク

聞き入ってしまった。

 

 

 

たえ子が失恋し、慰め会だったらしい。

ホストに捨てられたとか。

あんまり聞いてないでずっとS師さんの顔だけ見てた。

 

 

 

カルボナーラ

マルゲリータ

ゴルゴンゾーラ

ミネストローネ。

モントリオール

 

 

 

イタリアンってワインには合うけどそれ以外の酒だと口の中で喧嘩しがち。

 

 

 

良い感じに酔いが回り、フロアで一番うるさい席になっていた。

 

俺「束縛する男ってのはうんたらかんたら」

 

たえ子「うち酒全く飲めなかったけど飲んで吐いて繰り返してたら一杯だけ飲めるようになったさ」

 

S師「そしてこの労働力不足こそが日本経済の「黄金時代」到来を招き~」

 

よしえ「私嫌いな食べ物はトマトだけどプチトマトならオーケー」

 

 

 

トイレタイム。

 

席からトイレが近く、席からの声が筒抜け。

耳をすませば

たえ子「そりゃ響はタイプかタイプじゃないかって言ったらタイプだけど~」

 

ああ、食いついてるな。

今日は前髪下ろしてきたからホストっぽかったのかな。

けどたえ子か。あんまり嬉しくない。

 

戻る。

 

俺「全部聞こえてわ」ニヤ

 

その後たえ子にこっそりホテル打診。了承。

 

よしえの食いつきはS師さんにある。

ああ、よしえ即りたい。

 

途中のコンビニ。

 

コンビニで二人きりになるタイミングを見計らい、よしえにもこっそりホテル打診。

俺「本命はよしえなんだわ。4人でホテル行こ。」とか言ってキス。

 

 

両方の食いつきを上げたから行けると思っていた。

 

思っていたんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー

ホテル。

 

 

 

 

たえ子をサクッと即り、説得する。

主導権はこいつにあるからこいつさえ説得できれば。

 

俺「俺、たえ子もよしえも両方良いと思ってる。だからよしえも抱きたい。ああ、もちろんクソなのはわかってる。今朝のクソの出もばっちりさ。わかってるよクソ喰らえだ。でも仕方ないんだ。そうだ、何も言わなくていい。ただ俺の言う通りにすればいい。何も考えるな。大丈夫だ。さあ、深呼吸して。素数を数えて。よし、いい子じゃないか。キスしてやる。どうした?ほら、こっち向けよ。そのエロい唇を俺のdysonで吸わせてくれよ。」

 

たえ子「うざ」

 

説得成功。

 

頷いてくれたし大丈夫だ。

 

さあ、S師さんも即ったことだろう、S師さんのいる部屋へダッシュ

ああ、ついに即れるぞ。待っていてくれよしえ。

 

 

着いた。

 

インターホン。

出ない。

もう一度押す。

出ない。

シャワーか?

 

あ、ドア開いてる。

 

こっそり中を覗くと。

 

 

 

 

 

おいおいマジかよおっちゃん。

 

 

 

 

 

続く

すけこまし日記

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「宗教に興味ありませんか〜」

 

オープン。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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んふ。アタシのスナックおいでよ~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー

 

〇月✕日。

 

LINEにて。

 

俺「○日飲み行こ」

 

女「いいよー」

 

アポ。

さしてメンテしていなかったが、その日は予定が無いらしい。

 

これはイージーゲームじゃないか。

勝てる。

 

しかも可愛い。

 

にしおかすみこ似だ。

 

 

 

 

ーーー

当日。

 

ラフィラで待ち合わせ。

 

ドタキャン。

 

坊主。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー

〇月△日

 

今日は酔った。

 

よくわからない飲み会。

一人初めて飲んだ、イカツイやつがいた。

 

ずっといちごみるくを飲んでいた。

 

勧められて一口飲んだら気持ち悪くなった。

というかこのせいで一気に回った。

 

帰宅途中、金髪でむちむちのスキニー履いたギャルがいた。

 

顔も見ずに声掛け。

酔っ払いすぎてて何話したか覚えていない。

 

無事バンゲはした。

 

LINEのアイコンじゃ顔が微妙にわからない。

 

可愛い顔を見せて。とか言って写メをもらうが、光当てすぎで結局わからない。

 

 

 

 

 

ーーー

アポ当日。

 

時間通りに来る女の子なんていない。

 

女LINE「着いたよ!」

 

20分前。早い。

地雷っぽいな。

 

ブスだったら嫌だなあ。

 

遠くから観察して可愛くなかったら帰ろう。

 

俺LINE「ズボン何色?」

 

女LINE「ちゃいろ!」

 

茶色だと?足太いやつ御用達のワイドパンツか。

あれ、色気無くて萎えるんだよな。

 

俺LINE「上は何色?」

 

女LINE「みどり!」

 

木かよ。勘弁してくれよ。

 

いた。

 

髪の色変わってね?

しかも下向いてるから顔わかんね。

 

合流。

 

全然ギャルじゃねえ。

 

店までの会話がおぼつかない。

 

前と違ってあんまりしゃべんないんだね、とか言われる。

 

 

 

 

ーーー

居酒屋。

 

女「そろそろ名前教えて!」

 

言ってなかったか。

 

名前も知らないやつとよく飲みに来るよな。

そういうとこは好き。

 

でもその喉が開きまくりの声は好きになれない。

 

勝手に酔って完成。

クロージングすると同時に抱きついてきた。

 

 

 

 

 

 

 

ーーー

ホテル。

 

 

 

 


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マンゲボボボーボ・ボーボボ

 

マン毛真剣奥義。

 

しかもマグロ。

 

大満即。

 

 

 

 

 

 

 

ーーー

某日。

 

ある予定があり、昼間にチカホ。

 

長髪スキニーのギャル系発見。

 

後つけるが、見失う。

 

買いものしにたぬきへ。

 

さっきのギャルベンチにいる。

 

ラッキー。

 

座る。端と端。一人分空いてる。

 

いつ声掛けよう。

 

ていうかさっきから右の方でなんかモメてる。

 

おっさんが買った陶器の紙袋を誤って蹴っ飛ばして割っちゃった女の子。

 

何万もするらしい。

 

おっさんに弁償を迫られる女の子だが、キャッチっぽいホストのお兄さんがかっこよくなだめている。

 

おっさん「オラどうすんじゃいボケェ。んな謝り方あるかいアホォ」

 

女の子「あ…あ…」

 

ホスト「どおどお」

 

しばらく眺めてたら変なじいさんがベンチの真ん中に座ってくる。

 

左手にはパンのつまった袋。右手はクレープ。

 

じいさん「夫婦喧嘩かい?えへえへ」

 

ベンチの両端に座った俺とギャルに言った。

 

俺「そうなんですぅ。ね?」

 

ギャル「ゲラゲラ」

 

オープンした。ありがとじいさん。

 

じいさん「女は大事にしなきゃいけねえ。浮気したらだめだ。俺も昔はうんたらかんたら」

 

クレープの音がうるさい。

 

口から飛ぶ生クリームが汚い。

 

 

 

 

 

 

ーーー

30分後

 

じいさん「俺の会社の名刺だ。俺が社長だ。困ったら連絡して来い。雇ってやる」

 

じいさん「ほら、フランスパンやる」

 

俺とギャルにそれぞれフランスパンを渡してどっか行った。

 

じいさんの口から出たクレープの生クリームが俺のスキニーにびったり付いていた。

 

ベンチにも生クリームがこびりついてる。

 

右の方の喧嘩はいつの間にか警察が来ていて、あれやこれややっていた。

 

俺「いやーファンタジーでしたねえ」

 

ギャル「あのじいさん面白かったですね」

 

俺「このパンどうします?」

 

ギャル「どうしよ…」

 

俺「食べれるとこ入ろか」

 

カラオケイン。

 

即。

 

女「待って、中でいかないで!!!」

 

俺「え、なんで」

 

女「うち想像妊娠しちゃうから!!!」