紅色に染まったチーク

少し前の話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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S師さんとコンビスト。

 

な〇ぎたけしオープナー。

 

オープン。

 

 

 

よしえ/細身/小悪魔系/スト値6

 たえ子/中肉中背/口元残念/スト値4

 

よしえタイプ。即りたい。

 

適当に和んで居酒屋。

もともと予約してたらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

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居酒屋。

 

イタリアンでお洒落なところだった。

 

階段を上り、席に着く。

奥にいる先客がバカ騒ぎしてうるさい。

 

よしえはS師さんの隣。

俺はたえ子。

 

…まあ、くるくる狙えばいいか。

 

 

 

再度和む。

 

S師「世の中には二種類の男がいて~。例えば俺みたいな~」

 

ありがたきS師トーク

聞き入ってしまった。

 

 

 

たえ子が失恋し、慰め会だったらしい。

ホストに捨てられたとか。

あんまり聞いてないでずっとS師さんの顔だけ見てた。

 

 

 

カルボナーラ

マルゲリータ

ゴルゴンゾーラ

ミネストローネ。

モントリオール

 

 

 

イタリアンってワインには合うけどそれ以外の酒だと口の中で喧嘩しがち。

 

 

 

良い感じに酔いが回り、フロアで一番うるさい席になっていた。

 

俺「束縛する男ってのはうんたらかんたら」

 

たえ子「うち酒全く飲めなかったけど飲んで吐いて繰り返してたら一杯だけ飲めるようになったさ」

 

S師「そしてこの労働力不足こそが日本経済の「黄金時代」到来を招き~」

 

よしえ「私嫌いな食べ物はトマトだけどプチトマトならオーケー」

 

 

 

トイレタイム。

 

席からトイレが近く、席からの声が筒抜け。

耳をすませば

たえ子「そりゃ響はタイプかタイプじゃないかって言ったらタイプだけど~」

 

ああ、食いついてるな。

今日は前髪下ろしてきたからホストっぽかったのかな。

けどたえ子か。あんまり嬉しくない。

 

戻る。

 

俺「全部聞こえてわ」ニヤ

 

その後たえ子にこっそりホテル打診。了承。

 

よしえの食いつきはS師さんにある。

ああ、よしえ即りたい。

 

途中のコンビニ。

 

コンビニで二人きりになるタイミングを見計らい、よしえにもこっそりホテル打診。

俺「本命はよしえなんだわ。4人でホテル行こ。」とか言ってキス。

 

 

両方の食いつきを上げたから行けると思っていた。

 

思っていたんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ホテル。

 

 

 

 

たえ子をサクッと即り、説得する。

主導権はこいつにあるからこいつさえ説得できれば。

 

俺「俺、たえ子もよしえも両方良いと思ってる。だからよしえも抱きたい。ああ、もちろんクソなのはわかってる。今朝のクソの出もばっちりさ。わかってるよクソ喰らえだ。でも仕方ないんだ。そうだ、何も言わなくていい。ただ俺の言う通りにすればいい。何も考えるな。大丈夫だ。さあ、深呼吸して。素数を数えて。よし、いい子じゃないか。キスしてやる。どうした?ほら、こっち向けよ。そのエロい唇を俺のdysonで吸わせてくれよ。」

 

たえ子「うざ」

 

説得成功。

 

頷いてくれたし大丈夫だ。

 

さあ、S師さんも即ったことだろう、S師さんのいる部屋へダッシュ

ああ、ついに即れるぞ。待っていてくれよしえ。

 

 

着いた。

 

インターホン。

出ない。

もう一度押す。

出ない。

シャワーか?

 

あ、ドア開いてる。

 

こっそり中を覗くと。

 

 

 

 

 

おいおいマジかよおっちゃん。

 

 

 

 

 

続く