ボヘミアン・ラプソディ


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ー事後ー

 

響「俺としてどう思った?」

 

ギャル「うーん、○#▽@」

 

 

 

 

なるほど、そういうことか。

俺がそれまで抱えていた心のわだかまりが解けた気がした。

ーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー某日ー

 

突然の合流申請。f:id:Phazon313:20190106021703j:image

 

合流は久々だったが二つ返事で承諾。

 

札幌にもっと活動的なナンパ師がいるのにも関わらずなぜ俺だったのか。

その理由は後で知ることになる。

 

アカウントの雰囲気から大人しめのサラリーマンを想像していたが、その予想は見事に外れた。

 

合流場所であるポー〇タウンのど真ん中に立っていたのはガチムチのゲイもといスカウトマンにしか見えないイケイケのお兄さんだった。

 

彼の名前はサファリさん。

 

このくそ寒い時期にソロで北海道に遠征して来たガチムチの勇者である。

 

 

 

 

 

 

ーサファリ視点ー

 

 

サファリ「北海道ソロ遠征ほんまに緊張するなあ。今回合流するやつ骨ありそうやし、楽しみやわ。」

 

サファリ「ギャル好き言うくらいやからどんなオラオラが来るんやろか。わんちゃん俺と一発いけるんとちゃうか。」

 

 サファリ「え、こいつ??うせやん、こんな色白なんちゃって韓流のモヤシがギャルなんか即れへんて」

 

響「昔は黒かったんすよ~ニヤニヤ」

 

 

ーーー 

 

 

 

 

 

ほんとにこんな感じだったらしい。

自分とタイプの似ているオラオラなイメージから、俺に興味を持ってくださったのだそう。

さぞかし期待はずれだっただろう。

 

まあまたすぐオラオラ系に戻すつもりだ。

今は試しに構築した見た目なだけである。

 

そのままポー〇タウンを行き交う人々のど真ん中で地蔵トークを繰り広げる。

 

腹が減ったのでサファリさんの要望でスープカレーを食べる。

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その後スト。

メロ君も合流。

 

 

サファリさんのナンパはめちゃめちゃ威圧があり、ちびりそうになった。

絶対ギャルにぶっ刺さるべな。真似しなくては。

  

 

ぼちぼちやっているとサファリさんが連れ出したらしく、メロ君とスト。

 

メロ君は札幌で今一番の勢いで活動しているナンパ野郎だ。

 

彼の前向きかつストイックな姿勢は俺がまだナンパを始めたばかりの頃のそれと似ており、やる気を掻き立てさせられる。

 

現段階ですでに上手いが、今後も着々と力を伸ばしていくだろう。

 

しかし、コンビは不慣れだと感じた。

 

ソロスト師あるあるで、主導権を握り、マシンガントークで畳み掛ける力に秀でているのだが、コンビでもそれをやってしまう。

 

俺が思うに、コンビナンパは相方との息が合ってこその成功だろう。

 

コンビ即にのみコミットするなら話は別だが、せっかくならくるくるや乱を狙っていきたい。

 

そうなるとお互い自分の担当、相方の担当にそれぞれ均等に食いつきを上げていく方が繋げやすいだろう。

 

そのためには担当にのみ延々マシンガンするのではなく、全員に対して話を繰り広げ、盛り上げていくことも大切だと思う。

 

そして相方との仲の良さを感じさせることも、より食いつきを上げる要素になる。もちろん内輪ネタはNGだが。

 

俺が俺が、と相方を押しのけてマウンティングしてくる男に魅力を感じるだろうか。俺は感じない。

 

相方が話しているときは遮ったりせず、それに便乗したりつっこんだり、ときには愛のあるいじりをしたりといったトーク展開が望ましいと思う。有名ナンパ師のキャスを聞くと、そのようにしていることが多い。

 

また、あえて脇役になり、場の空気を支配することもある意味"マウンティング"なのかもしれない。

 

一対一のガチ和みは親睦を深めたのちの段階で行うべきだろう。

 

これは、相方との実際の仲の良さも影響するため、即席コンビでは難しい。何より相方のことも頭に入れ、客観的に場の空気を読むことが大切なのではなかろうか。

 

なんて偉そうに語っているが、本当にコンビは面白い。

ソロストとはまた違ったドラマが生まれる。

 

何より、相方とともにゴールを決めた後の酒は格別である。

 

 

 

 

 

 

そんなこんなでストっていると、美脚のギャル見つける。

札幌では珍しいゴリゴリのギャルだ。

 

俺は迷わず声をかけた。

 

響「ちょいお姉さん、めちゃめちゃ美味しそうな脚してますやん」

 

誰かのパクりオープナー。

 

話していると、どうやら映画に行くため連れ出しはNG。

 

響「誰と行くの?坂口健太郎似の彼氏?」

 

ギャル「や、ひとり」

 

響「あ、ひとりなんだ。何の映画?」

 

 

ギャル「ボヘミアン・ラプソディ!」


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え、めっちゃ見たかったやつだ。

 

 

 響「じゃあ俺も行くわ」

 

 

途中なぜかゲーセンや洋服屋を挟み、きゃっきゃうふふと健全デートを満喫した。

最近では、女の子とは居酒屋やホテルで過ごすことが多かったため、どこか懐かしい感じがした。

たまにはこういうのもいいだろう。

 

映画館ではポップコーンを買い、その日初めて出会ったとは思えない距離感で本編が始まるのを待っていた。

 

ストリートナンパはこういう非日常的なドラマ?が生まれるから素晴らしい。

 

ギャル「私ほんとテキトーなんだよね」

 

自分のことをテキトーと言う人はだいたいテキトーではないと思うんだが、こういう明るくてノリの良い子が多いのはギャルの魅力のひとつである。

 

それにこやつ、顔が童顔で良かったが、乳も地味にボリュームがある。

映画中ずっとぼ○きしていた。

 

 

 

 

 

 

 

で、ボヘミアン・ラプソディ

 

Queenは元々知っていたが、この映画でより理解が深まった。

 

バンドの解散の最も多い理由は方向性の衝突とよく聞くが、まさにそういった内情がこの映画ではリアルに描かれている。

 

また、当時はHIVの認知度が低かったこともあり、ゲイであるフレディ・マーキュリーは関係を持った男性からHIVに感染してしまった。

 

どうやら、腸の粘膜は口や膣と違って挿入することを想定したつくりになっていないため、感染の確立が高いのだという。ホモセ〇クスをするときも絶対にゴムはつけた方がいい。

 

悲しい結末だったが、最後の広大なホールでのライブの映像は圧巻だった。まるでそこにいるような臨場感がとても良く伝わってくる。

 

ホモホモしくてまた見たいとは思わないが、良い映画だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映画が終わった後、ギャルにクロージングするが、終電、リーセグダのため健全解散。

 

その後、ソロスト。

 

ボブのニュークラ嬢を発見。

服装をいじったり運命トークをしつつカラ連れ出し。

 

運の悪いことに一階のレジから最も近い部屋。

 

ギラつくにギラつけず、明日早朝仕事グダでタイムリミットは1時間。常時スマホいじりで食いつきも上がらず、バンゲして放流。

 

 

 

後にあけおめザオラルするも、見事に既読無視。

 

 

 

 

 

 

 

また街に戻り、ストっているとLINEが鳴る。

 

 

「街いるー?」

 

 

以前箱でバンゲした大阪出身ギャル。

 

関西人が好きなので、普通に友達になりたくバンゲしたが、この際この子を抱こうと即席でアポる。

スト値はお察し。

 

最初、知らんやつら同士で飲んでるから来いと言われたが、男もいるとのことなので断り、終わった後ひとりで来るように伝える。

 

それにしてもさすがスト低。レスポンスが秒。スタンプもやたら多い。

 

俺も昔はこうだったが、逆の立場になるとわかる。確かに鬱陶しい。

 

LINEメンテはやはりクールに簡潔に結論から話すのが一番良いと思う。

 

ハイテンションで長文で草が生えまくっているとシンプルにうざい。食いつきがなければ発狂ものだ。

 

 

 

 

しばらくして大阪ギャルが来る。

大阪ということで、たこ焼き屋に入った。

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ピアスの話で盛り上がった。ピアスを空けている女の子は多いので、この話ネタは便利である。

 

ただ、この子のピアスの数と場所はまあまあえげつなかった。

 

 

今日抱くから、とクロージングし、ホテルへ。

そしてなぜかすっぴんになりだす。そのままの方が良かった。

 

まあやはりスト低。抱いた後、大切な何かを失ったような虚しい気持ちになる。

 

いくらTwitterで承認欲求が満たされようがもうブスを抱くのはこりごりだ。そもそも勃たない。

 

俺は可愛い子を抱くためにナンパを始めた。

そこは妥協しちゃいけない。

 

 

 

 

 

 

 

しかしこの大阪ギャル、舌にもピアスが空いていたので、フェラ中こりこりと当たり、気持ち良かった。

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ーギャル狩りの夜がはじまるー

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ブラッドボーン好きすぎて…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして着々とLINEメンテを進めていた、ボヘミアンギャルとのアポ。

 

この夜俺は、自身の啓蒙がさらに高まり、より深い真実に辿り着くことができた。

ブラッドボーンだけに。

 

 

 

 

次回につづく