強いオスの正体

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今、ツイッターでは有名ナンパ師の多くが、“真実”を謳っている。

個人的に、共感する部分が多い。

そんな中、最近経験したことも合わせて思ったことを書いてみた。

 

 

それは、以前弾丸即をした夜職の子だった。(以下夜子)

スト値は平均以上ある。

そして最近彼氏ができたらしいが、その彼氏のことをLINEで俺に愚痴ってきた。

 

 

「束縛が激しい」

「貸した金をギャンブルにつぎ込む」

などなど。

 

 

傍から見れば、そんな男別れればいいと思うだろう。

現に、夜子は友人からそう言われていた。

 

 

しかし、夜子に「別れる」という選択肢は無いのだ。

それどころか、この彼氏にゾッコンなのである。

 

 

俺は、このケースを何度も何度も見てきた。

自己中。アスペ。ソクバッキー。浮気性。DV。暴言。

 

 

そして不思議だった。

女がこうした男に惹かれることが。

こうした男といつまでも関係を続けることが。

 

 

興味を持った俺は、より詳しく話を聞きたいと思い、お互いたまたま街にいたタイミングにアポを取った。

 

 

見せてもらった写真から、夜子の彼氏は、YouTuberのアディ男に似たオラオラ系の男だった。(以下アディ男) 

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夜子と仕事の関係で知り合ったアディ男は、まだ夜子と付き合う前から夜子を激しく束縛し、毎日電話やLINEをし、すでに付き合っているような態度をしていた。

俺が即ったときはまだ付き合っていなく、夜子からアディ男の話を少し聞いた程度だった。

夜子は当時、「よくわからない。彼氏面してきてめんどくさい」と言っていたので、消極的なのだろうとそのとき俺は思っていた。

 

 

しかし二人は正式に付き合うことになった。

笑える話だ。

まあ、そうしたアディ男の態度に応じる時点で夜子はまんざらでもなかったのだろうが。

 

 

また、アディ男は夜子との約束を平気ですっぽかすらしい。

 

 

例えば、会う約束をしても、「寝てた」「忘れてた」と、まず時間通りに来ないか、そもそも来ない。悪びれもしない。

そして、夜子は「そういう人なんだ」と納得してしまっている。

 

 

多くの男は、女に嫌われると思い、こうはできないだろう。

むしろ女にドタキャンされ、それを恐れて対策しようなどとする。

ここにまず違いを感じた。

 

 

そして予想通り、このアディ男、俺様系でかなりの自信家なのである。

顔は平均より上程度のレベルだが、元ホストで売れていた経験があり、横には常に女がいて、夜子によくモテ自慢をするという。

 

 

確かな根拠こそあれ、「俺が一番かっこいい。一番モテる。何でもできる」などと、根拠だけでは説明のつかない程の自信家らしい。

夜子も「なんでそんなに自信満々なのかわからない」と言っている。

 

 

だが、まさにこれなのだ。

 

 

女は、こうした自信満々な男を好む。

 

 

彼の自信は、「本当は自信が無いからこそ、大きく見せようとしている」のではなく、本当に「自分自身が一番である」と信じて疑わないケースである。

なぜなら、表面上取り繕った自信は、女はすぐ見抜くからだ。

ただ、彼のような男は、自分を客観視できていない可能性も高いため、現状の自分に満足している場合は、それ以上上昇しない。

 

 

しかし、対女にはこれでいいのだ。

「俺なんてまだまだ」などと言っている男は、場合によっては「上昇志向が強い」「謙虚なやつ」と好印象かもしれないが、俺の経験上、対女には圧倒的に弱い。

女が本能的に強いオスを求める説は、散々語られてきた。

 

 

ちなみに、俺は夜子に俺がアディ男とどう違うのか聞いてみた。

「響くんは正統派オラオラだよね」

正統派オラオラ。

どういう意味だ。

 

 

また、アディ男は料理が非常に上手い。調理師の資格を持っているらしく、写真で見た料理の見た目や盛り付け方、作るものは、プロの出すそれだった。

自分の店を出す夢を持っているらしい。

 

 

余談だが、女のヒモになる男の特徴として、自身の「夢」を語るやつが多いらしい。

売れないバンドマンのヒモなどはその代表例だ。

「俺はいつかメジャーデビューをしてビッグになる。だからそれまで俺を支えてくれ」などと女に夢をでかでかと語る。

はじめは女も「何言ってんだか」と思うが、毎日毎日その夢を語られれば、次第に信じはじめ、その男に投資するようになる。

「ビッグになったら俺が返すから」などと言い、そのままどんどん投資させる。

投資すればするほど、女はその男から離れられなくなる。

コンコルド効果」とか言うらしい。

 

 

こうした事例に似たものを感じる。

 

 

そして、アディ男は料理を大量に作るらしい。それも高カロリーなものだ。

「もったいないから」と夜子にも余さず食べさせる。

夜子が苦しいと言っても強制である。

 

 

その結果、夜子は肉付きが良くなる。

すると今度は、「痩せろデブ」とアディ男は夜子を罵る。他にも、「ブス」などと平気で言うそうだ。

しかし夜子は「お前のせいだろ」と俺に愚痴りつつも、本気で痩せようとする。

 

 

これが洗脳なのだろう。

経験上、女はMなセックスを好むことが多かったが、精神的にもMなのだ。

夜子の腕には噛まれた痕もあった。

相当痛かったらしいが、ここまでくれば、それすらも愛と感じるのだろう。

 

 

夜子はアディ男に自分のどこが好きなのか聞いたらしい。

アディ男は「全てが好き」と答えた。

もはや理論的な言葉での説明は不要なのである。

このアディ男という男は、夜子の感情を支配している。

 

 

だが、そんなアディ男にもギャップがある。

“さびしがり屋”だ。

普段、口が悪く、俺様系で自信家のアディ男は、夜子がアディ男の家から帰ろうとすると全力で引き留めるらしい。

そうしたアディ男の態度を夜子は「可愛い」と言っている。

「ギャップ萌え」とかいう名目で、感情を揺さぶられているのだ。

それゆえ、激しい束縛に対しても、「心配なんだ可愛い」と許せてしまう。

このアディ男は大した男である。

 

 

よく、ナンパ師のトークで、「束縛は自信の無さの表れ。自信のある俺は束縛せず、多くの経験をさせる。男と遊んでも自分のもとへ戻ってくる自信があるからね」といったものを見る。

俺もこれをよく使っていた。

これを言うと女は大抵「心が広い」「大人だ」などと絶賛する。

 

 

これは間違いなのだ。

彼女らは、俺と付き合いたいとは微塵も思っていなかっただろう。

 

 

思い返せば、スト高女の恋愛遍歴を聞くと、そのほとんどから、「元彼の束縛が激しかった」と聞く。

別れた後だからこそ言えるのだ。

当時はまんざらでもないどころか、それに愛を感じていただろう。

束縛されたくないといいつつ、またそうした男と付き合うことを繰り返す。

潜在的にソクバッキーを求めているのだろう。

 

 

俺は過去に付き合った、過度の束縛をされた経験のある女を一切束縛しなかったことがある。

案の定、「野放しにされている」と不満がられ、喧嘩になった。

 

 

アディ男のような俺様系自信家の男が多くのスト高を手にしているケースをよく見る。

彼らは恋愛のスペシャリストなのか。

恋愛工学などの知識やテクニックを完璧にマスターし、計算して手に入れているのか。

 

 

決してそうは思えない。

 

 

ではなぜなのか。

 

 

まず、女のことを思い返してみる。

彼女らは、口でどう言おうが、本能に忠実だ。

それは俺と同じくナンパする男なら重々理解しているだろう。

 

 

つまりそういうとこだ。

 

 

アディ男のような男達は、計算などしていない。

彼らも女と同様に、“本能に忠実”ただそれだけなのだ。

 

 

法を侵すというわけじゃない。

彼らもそこまで馬鹿ではない。侵すものもいるが。

(リアルのアディ男は一度逮捕されている。)

 

 

ただ、自分の欲や感情に素直なだけだ。

 

 

俺がしたいからそうする。

俺が欲しいからその女を手に入れる。

俺がめんどくさいからしない。約束をすっぽかす。

俺のために女を束縛する。 

俺が気に食わないからブチ切れる。

 

 

媚びない。 

 

 

そして、本能に忠実な彼らは、強いオスが多くのメスを惹きつけることを。多くの子孫を残せることを潜在的に理解している。

だから、本能のままに強くなろうとする。

強く見せようとする。

筋トレをする。

いかつい容姿にする。

オラつく。 

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異常とも言える自己肯定。

根拠に左右されない自信。

 

 

本能に忠実な女は、本能に忠実な男に惹かれる。

 

 

これが俺の考える“真実”である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上で述べたことは、ギャル系にターゲットを絞ってナンパしている俺が経験した、いくつかのケースをもとに立てた仮説に過ぎないため、全ての女に当てはまるとは限らない。

この記事を読んでいただけた方は、ぜひ、反論でも構わないので何か意見をいただけるとありがたい。